宮城県で樹木葬ができる清浄山禅興寺
宮城県黒川郡大和町吉田にある清浄山「禅興寺」は、文永2年に開創された臨済宗妙心寺派のお寺です。
その特徴は従来の石造りのお墓を建てて埋葬する形式と異なり、一定の墓域に個人単位で指定された土地に直接遺骨を埋葬する埋葬方法の「樹木葬」を行っていることです。
現在の日本は非婚化や晩婚化、離婚率の上昇などで先祖代々のお墓の維持が困難な状態で、「形のある墓を残したくない」「子孫に墓のことで面倒をかけたくない」と考える人が増加している他、既に後継者のいないお墓を畳んで遺骨を散骨したいと希望する人も多くなっています。
樹木葬はシンボルとなる樹木を選んでその木を墓標とするもので、家族はもちろんのこと、友人などの血縁関係ではない人でも埋葬することができる新しい形の自然葬で、宗教や宗派に関係なく誰でも申し込むことが可能です。
自然回帰の考えから石碑などは置かず、樹木の前に名前を記したコルクや木材のプレートが置かれます。
樹木葬の場所は禅興寺境内墓地に隣接する山林墓地で、埋葬料として30万円、年間5千円の管理費を10年分一括納入の5万円を合わせた35万円が必要で、11年目からは管理費は不要です。
申し込み方法は公式サイト内から用紙をダウンロードしてFAXにて申し込みますが、現在健康体である人でも生前予約が可能で、戒名や入檀、散骨などの希望申し込みもできます。
また、公式サイトからはメールでの問い合わせや、資料をPDFファイルでダウンロードすることも可能です。